占い原稿はこう作られる!
「当たる占い」のテキストを作るには?
世の中には星座占いや血液型占いなど、様々な占いがあります。
雑誌の後ろページにある占いは、自分に合っているかどうか分からないけど、
対面で占い師さんに占ってもらったときには、ズバリ当たっている(ような気がする)!
……そういった経験はありませんか?
それは、不特定多数に向けた「占い結果」と、自分に向けた「占い結果」とでは、
受け取る側が、<より都合よく解釈する>という深層心理が働くからかもしれません。
それでは、「当たる占い」はどうやって作るのでしょうか?
必要な情報は、ざっくりと整理すると下記の3つです。
・コンセプト
・テーマ
・ロジック(12星座やタロットなど、それぞれが本来持っている特性をもとにした解釈方法)
「コンセプト」の設定
監修者(占い師)によって、独自の占法や解釈(考え方)があるので、
監修者のキャラクターを設定していきます。
その解釈法をもとに、どんな内容の占いになるのか、
どういう人ターゲット属性に占ってほしいのかなどを決定します。
占う「テーマ」の設定
重要なポイントのひとつです。
リリース時期やターゲット属性がどんな事を占いたいのかなどを想定し、
ターゲット属性に合わせた展開方法を、細かく設定をしていきます。
「ロジック」の設定
「ロジック」とは、12星座やタロットカードなど、それぞれが本来持っている特性と、
監修者の解釈で暦などと組み合わされた、占い結果を出すための「根拠」となる情報のことです。
「テーマ」にあわせて、どの占法を用いればいいかなどを決定していきます。
どのようにライティングするのか
上記の情報をうまく組み合わせて、占い結果をライティングをするのですが、
同じ恋愛テーマでも、10代の女性と30代の女性とでは結果テキストの切り口が変わってきます。
ターゲット属性が、もっとも気になるキーワードを盛り込みながら、
質問(テーマ)に対する回答のテキストを作成していきます。
このように、まずはターゲット属性とテーマの展開方法を絞り、
ターゲットが興味のある言葉を選んで作ることが、とても重要だといえるでしょう。
そうすることで「自分に向けた占い結果」であると判断し、
冒頭で述べたような<より都合よく解釈する>ことを、自然におこなってしまいます。
それこそ、「当たる占い」と思わせるポイントなのです。