読みやすい文章とは?! 〜フォントの選び方〜

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こんにちは! 突然ですが、現在ディレクターとして主に編集業務を任されていますが、前職では広告の制作をしていました。
そんな私の観点から、「フォントの選び方」について調べてみました。

普段目にする原稿や資料、メール、広告など、もちろん内容も大切ですが、「見にくい、読みにくい」と悪い印象を与えてしまうのは損です。

そんな文章の読みやすさを改善するために、まずはフォントの役割や、普段よく目にするフォントについて紹介したいと思います。

そもそもフォントとは?

フォントとはコンピュータ画面に表示したり、紙面に印刷(書籍など)したりするために利用する書体データのことです。
文字は物事を伝えるために必要なものですが、言葉だけでは伝わりにくいニュアンスを表現する、うまく伝えることがフォントの役割と言えるでしょう。
よくわからないという方、難しいことは抜きにして例をみていただきましょう。

フォントが変えるイメージ

言わずと知れた大手牛丼チェーン。
吉野家

明朝体に変えて堅い印象に。粋な雰囲気がなくなりました。
吉野家2

ポップに。ガラリと印象がかわります。偽物感が出ます。
吉野家3

フォントイメージ紹介

フォントには大きく分けて「和文書体」と「欧文書体」があります。和文書体は主に明朝体・ゴシック体・丸ゴシック体・行書体・デザイン書体に分けることができます。

ここでは代表的な和文書体を挙げてみます。

明朝体

横の線が細く、縦の線が太い書体。 横線の右端、曲り角の右肩に三角形の山(ウロコ)があるのも特徴。
「明朝体」は、中国の宋の時代(10世紀)に盛んになった木版印刷で使われた書体。
美術館 eva
堅くまじめな印象です。

ゴシック体

すべての線がほぼ同じ太さに見えるようデザインされた書体。
もともとは活版印刷の定着とともに、見出しなどでの強調を目的に生まれたフォント。
駅看板 警告
見やすさ、強調を重視するならゴシック体が一般的。

丸ゴシック体

ゴシック体と同様にほぼ均一な太さで、角や端が丸いやさしくソフトなイメージを持つ書体。
とまれ 乗務員
ゴシック体よりも優しいイメージです。

筆書体

筆で書かれたような文字を再現した書体。
個性的なフォントが多く、使われ方は限定的。
すし 小言
和風なイメージから、居酒屋の看板や和菓子のパッケージ、年賀状などで数多くみかけます。

デザイン書体

明朝体とゴシック体の両方の特徴を持つ書体や、はっきりとしたイメージを打ち出した書体、
デザイン的に工夫された書体、微妙なニュアンスを表現した書体など、さまざまな表情の書体がデザインされています。
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雰囲気にあったフォント。

フォント選びのコツ

読みやすさ、見やすさが一番です。媒体にもよりますが、奇抜なフォントはなるべく避け、まずはオーソドックスにまとめてみるのがポイントです。
複数個のフォントを使うと、画面に統一感がなくなりますので、多くても3つまでが無難でしょう。

また、ビジュアルよりも文章が占める割合が多い書籍や新聞などは、本文に「明朝体」を使っていることが多く見受けられます。
単文や見出しなら読みやすい「ゴシック体」が効果的でしょう。ゴシック体より柔らかい印象にしたければ「丸ゴシック体」。
和風な雰囲気を出したければ、筆書体が有効です。その他、多くのデザイン書体があります。
日本語フォントだけでも1000以上ありますので、基本を知っておくことが大切でしょう。

まとめ

フォントによって「信頼感」「高級感」「明るい」「かわいい」など様々な特徴があります。
見やすい資料や、読みやすい文章を心がける際は、フォントのことも少し気にしてみるのも一つの手です。
制作するものが何なのか、どんな人が対象なのかなど考え、色々なフォントを試してみてください。